ますますデスマーチな昨今で、実に生きづらい時代となりました。
そんなこともあってか、「金があれば、会社やめるわい」と言った話も回りからちらほら出るようになりました。
「いやいや、金なくとも辞めたらええ」などと、結構無責任なことを著者は、よく言います。
まあ、無責任ではありますが、結構マジメだったりします。
かの、豊臣秀吉は、若かりし頃、信長に仕え、奉行にまで上り詰めていたころには、地元や堺の商人に自らの名を名乗れば、いとも簡単に大金を貸してくれたといいます。
そのころには前田利家、佐々成政といった信長の昔からの家臣と肩をならべていましたが、彼らが同じように大金を借りる事ができたかどうかというと、どうやら、そうでもなさそうです。
秀吉は、その借りた金でますます軍備を整え、手柄を立て、織田家中でますます出世したというわけです。まあ、「自転車操業」といえばそれまでですが、なかなか参考になる話ではあります。
なにが言いたいかと言えば、金を持っているかどうかもそれなりに重要ですが、これからの時代は、金がないならば、直接、金を稼ごうとあくせくするよりも、金を引き出せるだけの、信用度みたいなパラメータを高めた方がいいかもしれませんぜ、という話です。
信用度がどのようなものかは、知識であったり、技能であったり、あるいは、秀吉のような魅力や知力といった抽象的な「武将パラメータ」的なものであったり、実績や経歴であったりと、ヒトによって感じ方は千差万別ですが、かならずしも金銭だけでははかりかねます。その辺りの信用度が客観的に見ても十分だと判断したならば、「金がなくても会社を辞めてOK」となるわけです。
まあ、わたくしも、いまいる会社組織にべったりするつもりはないので、無駄な残業からはなるべく逃げ回り、さまざまな学習、執筆へと時間を振り分けているというわけです。もちろん、なかなかそれがうまく行かない場面もありますがめげずに逃げまくりましょう。
ちなみに、そういった面倒は一切放棄して、会社に忠誠を誓い続けるという道も一つの生き方であり、それはそれで、決して否定はいたしませんが、行き着く先は「マクドナルド的」なのであまりオススメしませんね。
そのようなわけで、著者は、ゼニよりも「武将パラメータ」上昇を急いでいるわけです。大変な時代こそ、教育が必要である、という理由はここにあります。
残業月80時間、マクドナルド社員の過労死認定
日本マクドナルド(東京)に勤務していた長男(当時25歳)が急性心機能不全で死亡したのは過重な業務が原因として、母親が、遺族補償給付などを支 給しない処分を取り消すよう国に求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。
渡辺弘裁判長は、「業務の過重な負担により病気を発症し死亡した」と述べて労災を認定し、不支給処分を取り消した。
判決によると、長男は1999年4月に同社に入社し、2000年6月から、川崎市内の店舗に勤務。同年11月7日正午から翌8日午前5時半まで働 いた後、正午に再び出勤したが間もなく倒れ、死亡した。
判決は、「同社の業務形態は深夜勤務を含む不規則なもので、正社員はサービス残業が常態化していた」と指摘。病気を発症するまでの6か月間で、自 宅でのパソコン作業も含め時間外労働が80時間を超えた月が相当あったと認定した。
参考記事
組織の能力
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